第2回 サロンの年間計画がうまく機能しない理由

Pleasure Supportの町です。

私はこのコーナーで、【美容室の計画づくり】について担当させていただきます。

 

皆さんは年間計画を作る際にどの様な目的で作っておられるでしょうか?私は年間計画を作成していただく目的は、『経営理念と個々の今日の行動を繋げるため』と考えております。

よく年間計画の作成のご依頼をいただくのですが、結果としてうまく機能するか機能しないかは、ひとえに【経営理念と年間計画に連動性があるかにかかっている】と言っても良いのではないでしょうか?

 

年間計画を立てるという事はスタッフにとっては一見大きなストレスになることがあります。例えば毎日毎日お店の掃除をしている人たちでも、改めて計画書にその事を記載することは案外勇気がいるものです。

人間誰だって、決めることは勇気がいることです。さらに、それをみんなの前で宣言することは大変な勇気がいるものなのです。

という事は、具体的なアクションプランを立ててそれをみんなで宣言し合うという事は、少なくとも何も決めないでいることよりも、ストレスがかかると考えてよいでしょう。

但し、『ストレスがかかるから』と言って計画を立てないでいると、何も行動が変わりませんので成果が上がることもなく、結果としてスタッフにも良い結果をもたらすことはありません。

 

ですから、大切なことはスタッフにとって計画を立てる【目的とメリット】を明確にすることが非常に重要なことなのです。

美容業界でありがちなのは目的だけで計画に動機づけをさせるケース。

『みんなの為に、みんなが良くなるために、みんなの夢を実現するために計画を立てよう』というパターンですね。

 

そういった場合は計画を立てる際にモチベーション(というよりテンション)を無理やり引き上げて、一過性の合意形成をするケース。しかしそれでは計画を立てる段階では問題ないにしても、その継続性は相当怪しいものになってしまいます。

 

それと同時に大切なことは『メリットを明確にする』事ではないでしょうか?

①という行動をする→②という事が考えられるので③をする→④という事が考えられるので④をする→○○の指標が上がる→売上がどの程度上がる→みんなにとってもメリット(サロンによって異なります)がある。

というケースです。

おそらく多くのサロンオーナーがこういった仮説から目を背けているのではないかと考えられます。目的も大切ですが、それをすることによるスタッフのメリットな何なのか?も考えてみては、いかがでしょうか?

 

 

次回以降は次のような予定になっておりますので、ご期待ください!!

 

第3回 年間計画と理念の関係性

第4回 年間計画の全体像(ビジネスモデル)

第5回 計画を継続させるための、目標達成意識

第6回 どんなお客様に喜んでいただきたいのか?を共有しよう【ペルソナマーケティング計画】

第7回 お越しいただきたい方に想いを届けよう【ロイヤルカスタマー広報計画】

第8回 お出迎えするスタッフがイキイキ働ける環境を創ろう【イキイキ職場創り計画】

第9回 お客様の事をみんなで共有しよう【スタッフコラボレーション計画】

第10回 お客様目線で店内ルールを決めよう【店内オペレーション計画】

第11回 365日のお客様の幸せを約束しよう【ロイヤルカスタマー創造計画】

第12回 毎日私たちの事を思い出していただこう【マインドシェア高揚計画】

 

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