心理学から見える組織の活性化

今回は office Gems 代表 藤田佳孝様の投稿です!!

 

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四月に入社した、新入社員の方々もそろそろ職場にも

馴染みはじめていらっしゃる頃だと思います。

先輩の皆さんも、新しい風を社内に吹かせてくれる

新入社員の方々を心地良く感じていらっしゃるのではないでしょうか。

 

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美容業界における長年の課題の一つが、人材の定着だと思います。

特にここ数年、入社後僅か数日で退社する方が増加しており、

新入社員教育の在り方や関わり方に力を入れられているサロン様が増えている様に思います。

 

ところが、新入社員の教育と同様に気をつけないといけないのが、

先輩の新入社員返りです!

 

子育てでは、第二子が生まれると第一子が赤ちゃん返りをすると言われます。

今まで独り占めしていた母親の愛を取り返す為に、赤ん坊の様に振舞って甘えてみせます。

同じ様な事が、大人が集まる職場でも起こってしまいます。

 

それは、人は承認を求める生き物だからなのです。

 

自分が一年目の時は、先輩や上司から、愛情いっぱいの承認をもらって育ちます。ところが二年目になると、その愛情いっぱいの承認は新入社員である一年生に注がれてしまいます。

 

大人なのであからさまな赤ちゃん返りはしませんが、二年目のスタッフ様は自分でも気付かないうちに、冷静かつ沈着に嫉妬の炎を燃やし始めます。

その嫉妬の炎はやがて“ひがみ”や“妬み”に成長し、

その後、“反抗”・“反論”という形に変化する可能性があります。

 

もう一つの変化としては“気力減退”や“消極的”といった足かせ的存在になる可能性があります。

 

人は自分の存在を認めて欲しいのです。

それは、職場でも家庭でも一緒です。

そして、子供でも大人でも一緒です。

 

ナチスドイツのアドルフ・ヒトラーも、自分の側近だけには愛情を注ぎ続けたと言われています。

 

スタッフ一人ひとりに愛情を注ぐこと・・・。

それが二年目のスタッフであっても、ベテランのスタイリストであっても同様です。

人はどれだけキャリアを積んでも、常に承認を求める生き物です。

ただ、二年目のスタッフの承認欲求が表面化しやすいので、速やかなケアをお願い致します。

 

最後に、承認は認める事ですので、褒めなくても問題ありません。

「〇〇さん、おはよう!」と名前を付けて挨拶をするだけで承認になりますし、

「さっきのお客様、喜んでいたね!」など、“状況を把握しているよ”というサインを届けるだけで充分です。

 

承認は継続すれば習慣になります。

互いに承認し合える様になれば風土になります。

組織を活性化する第一歩として、習慣にして頂ければ幸いです!