好きこそ物の上手なれ。
今回の土日も本当に暑かったですね。
京セラドームの上から覗く太陽のなんと憎たらしいこと、、、
いよいよ、5月から始まったコブクロのLIVEツアーもこの週末の京セラドームでファイナルを迎えました。
土曜日のセミファイルでは、サプライズゲストとしてゆずが登場!!
元々盛り上がっている会場は、倍率ドン!更に倍!といった感じで、ゆずの二人が自転車に乗って登場した時の会場のどよめきはすごかったですよ。
同い年で、同じストリート出身ということでいつも比べられる2組なので、これまでLIVEでほとんど共演したことがなく(仲が悪いわけではありません・笑)、今回のステージはとても貴重なシーンだったようです。
ゆずがメジャーデビューした1998年、コブクロは結成されました。
コブクロが路上でゆずの曲をカバーしながら、曲作りの勉強したそうです。
客寄せのためにもゆずの曲を唄っていたそうです(笑)
ですが、同じことをしていてもそれはただの真似っ子になってしまうし、「~っぽい」と言われてしまうので、ゆずがしていない音楽を探したという話を聞きながら、2組が似て非なるミュージシャンであることを実感していたのでした。
ステージ上ではゆずの二人がコブクロのツアーTシャツを着ていて、そのさり気ない心遣いが素敵だなって思いました。
ライバルでもある2組ですが、そこにはお互いがお互いをリスペクトしている空気感があり、前後でどれだけハッチャケてても「唄う」時にはビシッと決める姿に“一流”を感じるのです。
しかし、アレですね。
今回の京セラドームの公演にはゆずがサプライズとして登場することを、ツアーが始まってまだ間もない頃からうすうす気づいてしまっていたのです。
これだけたくさんのLIVEに参加し、たくさんのミュージシャンの動向を見ていると、だいたい見えてくるんです。
「ここでこういう事があれば、次はこうなるよね」という予想がついて、後はそれを裏付けるいろいろな材料が増えていき、確信に変わります。
なので、私にとってはサプライズにはならず、周りとの温度差に苦笑いです。
慣れなのか、経験なのか。いろんなところに張り巡らされている伏線に気付いてしまうのです。
今回のような場合は良いのか悪いのか、、、と言ったところですが、経験を積んで先を読む力がつくということは、決して悪い事ではなく、仕事上はむしろ武器になりますよね。
ひとつのツアーが終わると、ひとつ季節が終わった気分です。
いわゆる“ロス”ってやつですね。
しかし私にはもう既に新しい季節が巡ってきています!!
この夏はさらに熱い夏になりそうです。
どれだけ熱くても夏を楽しむことをやめられない後藤でした!