ナガミヒナゲシをご存知ですか?

ここ数年、この時期になると街中でもこんなお花を見かけませんか?

風に揺れる淡いオレンジの小さなお花の佇まいは、「可憐」という言葉がしっくりきます。

何と言う名前のお花なのか随分前から気になっていたのですが、ようやくその名前がわかりました!!

「ナガミヒナゲシ」というヒナゲシの仲間なんだそうです。

そして、このお花、こんなにかわいらしいのに繁殖力がとても強く、また、根と葉からは周辺の植物の生育を阻害する成分を含んだ物質が分泌されるということで、少々やっかいもの扱いされているようです。

この花の粘液に触れるとただれたりすることがあるらしいので、素手で触るのは控えた方がよさそうです。

とうことは、「可憐」というよりは「しなやかでしたたか」という表現の方がぴったりなような気もします。

綺麗な花にはトゲがある、ならぬ、可愛い花には毒がある、ですね。小悪魔ですね!( ̄▽ ̄;)

 

このナガミヒナゲシだけでなく、タンポポなんかもそうですが、アスファルトの隙間からでさえその綺麗な花を咲かす強さには憧れすら感じます。

環境や境遇に左右されることなく、自分の生き方を貫く。それも美しく。。。

そんな強さを持った人がどれだけいるでしょうか?

それでも人間はこれらの花を雑草扱いするんですよね。

私は好きですよ。

 

「雑草」という名前の花はない。

有川浩さんの恋愛小説【植物図鑑】の中にそんな言葉があったことをふと思い出しました。

と同時に、“「雑費」という名前の勘定科目はない“という町の言葉も思い出し、なんとなく苦笑いをする後藤でした。