セミナーレポート ~学んだ事をお店で活かす~

昨年の4月より1年間に渡って行って参りました「美容師一般教養・基礎講座」も、今回でいよいよ最終回となりました。

午前中は株式会社ミライロから堀川歩さんをお招きして、「ユニバーサルマナー」についてのご講義をいただき、午後からはMASHUの奈美さんによる最後の講義でした。

 

開口一番「皆さんを見て、自信がついたように感じます」と、奈美さん。

昨年12月以来のセミナーで、その間12月の繁忙期を経験してきた皆さんの表情や佇まいから、そんな風に感じたそうです。

 

さて、今回は総まとめということで、奈美さんに担当していただいた昨年の9月から12月までに学んだ事を、皆さんで振り返っていただきました。

まずはセミナーの大きなテーマである「思いをカタチに」ということを思い出していただきました。

・お客様に興味を持つ

・しっくりくる

・良い習慣を身に付ける(話をしっかり聞く、拍手を上のほうでする)

・話をしやすくする環境を作ることが大切

 

奈美さんのあるエピソードから、当たり前のことを熱心にすることが会社の雰囲気を作るというお話がありました。その雰囲気を作ることは1年生でも出来る。自分がお店の看板を背負っているという事を常に意識して欲しいというお話でした。

 

次にFBの宿題が出されたときのことを振り返りました。

ここでは、約束を守ることの大切さを学びました。

自分との約束を守れない人に、お客様との約束が守れるのでしょうか?

自分がやると決めたことは、しっかりとやりましょうというお話でした。

 

当たり前のことがちゃんと出来ておらず、急遽、挨拶の練習もしましたね。

ここで学んだ挨拶をお店で実践しても周囲に影響があまりなかったという人が多かったことに対し、それは「本気度が足りない」と指摘されました。

お店が良い方向に変わってきたなら、それは気持ちが届いているということになるんですね。

また、この挨拶の練習の時、先輩が素晴らしい手本を示してくださって、空気が変わったのも印象的なことでした。今度は自分たちが後輩に同じようにしてあげて欲しいということでした。(これは後にも出てきますが「恩贈り」ということです)

 

ここまで振り返ったあと、今度は「今、先輩達に思っていること」として、すごく良いこと、直して欲しいことを思いつくままに書き出していただきました。

続いて、「後輩に対して、今、自分が思っていること」として、同様に良いところ、直して欲しいところを思いつくままに書き出していただきました。

先輩に思っていることは自分が自分にフィードバックしていることです。

つまり、自分も必ず持っていることであり、今の状態であれば自分も同じように思われることだということでした。

直して欲しいところは、自分が、又はお店全体でクリアしなければいけないことだと考えてくださいとのことでした。

また、後輩に対して思ったことは、先輩から見られている自分を分析したもので、自分も先輩にそう思われているということになります。

どちらにもある要素は、自分の強みや弱みとなります。

今後も、時には自分自身を分析することもやってみてくださいね。

 

さらに、書いた事をテーブルごとでディスカッションし、シェアしていただきました。

自分が気付いていなかったことをしっかりと受け入れ、改善しなければいけないことは改善していくこと。

また、周りのせい、環境のせいにするのではなく、自分がすべきことをし、自分がお店を変えていくという意識を持って、業務に取り組んでいってください。

主語をお客様にして、「お客様のために○○ハズだ。」となる「○○」の部分は先輩に質問すべきことであり、“お客様の為に”と思ったことは発言していって欲しいとのことでした。

 

再び振り返りです。

「12月に向けてどうしていくか?」というお話もありましたね。

皆さん無事に(?)12月を超え、出来るようになったことが増えてきて、成果が出たようです。

ここで、自分の成果について、受講生とサポーターさんにペアになっていただき、「先輩がこんなことしてくれてうれしかった」「後輩がこんなことをしていてうれしかった」ということや、アドバイスなどをディスカッションしていただきました。

皆さん、時間が足りないくらいに活発にお話されていました。

それは、「思い」が「想い」に変化し、“なりたい想い”に対して行動していけたことが経験となり、成果が出たからなんですね。

 

「お給料はお客様からいただいている」というお話もありました。

「お客様に自分の価値を知ってもらう為にどういう事をすれば良いのか?」を考えましたね。

お客様は、「あの人は私を知ってくれているから」と思える人を指名するし、そういう人にたくさんのお客様がつくということを、奈美さんの経験からお話いただきました。

皆さんは、未来の為に今をしっかり頑張っているのです。

 

「何故美容業界に入ったのか?」という原点回帰をしていただき、モチベーションのグラフを書いてもらいました。

自分のモチベーションの上下について、自分を分析することが大切です。

落ちるとき、上がる時の原因を把握できていれば、自分をコントロールすることが出来ます。自分の癖を知って、ペースをつかんでくださいということでした。

 

そして、「どんな先輩(2年目)になりたいか?」ということについてディスカッションしていただき、発表していただきました。

奈美さんもおっしゃっていましたが、“自分が何かしてあげる”ではなく、“自分がこうなる”という順序でお話されていることが巣晴らしかったですね。

 

最後に「私はこんな姿で4月を迎えます」ということを、先輩に宣言していただきました。

先輩がその姿を動画で撮影してあげたり、宣言のあとにハイタッチしたりと、とても良い空気が出来上がっているサロンさんもありました。

何故か、最後は町に宣言して締めくくるという妙な流れもあり(笑)、その様が微笑ましかったので、パシャリ!

そして、本セミナーの締めくくりとして、最後に奈美さんから、

 

セミナーを受けている時だけ出来るのではなく、お店に戻っても習慣としてやっていける状態になるように、ここで学んだ事を活かして欲しい。

 

という言葉をいただきました。

 

サポーター様からも感想を頂き、町から、してもらった事を誰か(お客様、後輩)に贈る、「恩贈り」についての話があり、1年間に渡る「美容師一般教養・基礎講座」は終了となりました。

 

皆さん1年間、本当にお疲れ様でした。

皆さんの笑顔・元気・やる気を目の当たりにし、私自身もとても刺激をいただきました。

ありがとうございました。

今後の皆さんのご活躍を、スタッフ一同心よりお祈りしております。

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