スタッフへのお給料の配分ってどうなっているの?【ヘアサロン向けコラム】

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オーナー様やサロンのスタッフの方々が日々抱えておられる疑問や問題について、私たちNew Tomorrowが「おばあちゃんの知恵袋」のように、問題解決になるようなご提案やヒントを提供させていただきます。

 

Q;『スタッフへの給料は、売上の40%』と聞いたのですが、保険とかサロンが法人かどうかとか、関係ありますか?

 

こちらはとあるサロンオーナーからいただいたご質問です。業界では様々な考え方が既に広がっており、何が正解なのかが不透明になっているのも事実ですね。

今回は実際の対話形式でお悩みにお応えいたします。

 

New Tomorrow(以下、NT)

 

まず大前提としてスタッフの給料は『売上高に対して』ではなく、『売上高から材料代を引いた粗利益に対して』計算するのが正解です。

 

オーナー(以下、O):

どうして粗利益に注目するのですか?

 

NT:売上高で見てしまうと店販比率が大きく影響するからです。

店販比率が変わればその粗利益は大きく変わります。例えば同じ400万円の売上高でも材料代が低いⒶ店の粗利益は360万円くらいありますし、材料代が高いⒷ店の粗利益は320万円しか残りません。(下図)

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O:確かに、スタッフへの給料を360万円から捻出するのと、320万円から捻出するのとでは金額が全然違います。

 

NT:そうですね。そして、その粗利益を『人に55~60%、集客とお店の維持費で25%、その他が10%=合計で90%程度』と考えましょう。

 

すると「利益」が“粗利益に対して”10%(売上高に対しては約8~9%)が残る事になり、ひとまず健全経営と言えます。

 

O:なるほど…同じ売上高400万円でも、粗利益額が違うのでⒶ店では360万円×55%=約198万円の人件費が割けますが、Ⓑ店では320万円×55%=176万円しか割けないというわけですね。

 

NT:その通りです!

またその55%の内訳ですが、その内の給料など直接支給するのは45%程度、社会保険料には6%程度、通勤費や教育費、福利厚生費などには4%程度が目安となるでしょう。

 

直接支給額で考えると

Ⓐ店では360万円×45%=162万円

Ⓑ店では320万円×45%=144万円

 

となり、売上高に対しての割合では

Ⓐ店は162万円÷400万円=40.5%

Ⓑ店は144万円÷400万円=36%

となります。

 

O:売上高の比率では4.5ポイントも差が出てしまっていますね。これじゃあ他のサロンオーナーと話がかみ合わないのも当然というわけですか。

 

NT:お分かりいただけて何よりです。

もし社会保険に入っていなければ当然6%は“浮いて”きますので社員に還元するか利益で残しておくことが考えられますが、いずれ加入しないといけなくなった時にどうするかまで考えておくことが大切ですよ。

 

O:わかりました!今後のことを考えてどうするかを決めておきます。

 

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New Tomorrowでは担当コンサルタントが今回のような「数字管理(財務)」についても、個別でご相談に応じております。

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