ほなこれ出店編セミナー(5時間目)レポート

ほなこれ出店編セミナー5時間目です。

 

今回は弊社の町が「目標設定」についてのテーマで講義を行いました。

 

IMG_3035

 

 

まず、目標とは何の為にあるのでしょう?

目標の必要性を立証する、とある実験があります。

 

「木材を伐採する2つのチームを作る。

この二つのチームの能力・伐採する場所の地形・機械化の水準も全て同じ。

どちらのチームにも給料は出来高払いで支払う。

Aチームには、伐採すべき木材の本数について【具体的で困難な】目標を与えた。

Bチームには【最善を尽くして出来るだけたくさん】伐採するように伝えた。

 

結果は・・・Aチームの方が生産性・出勤率でもBチームを上回った」

 

この実験からも目標の重要性がお分かりになると思います。

だからといって、ただやみくもに目標を掲げて、スタッフに押し付けるというわけでもありません。

 

押しつけられたものではなく、自ら進んでその目標を追いかけたくなるような、目標設定が理想的です。ただ、目標が高ければ高いほど成績はあがりますが、高すぎると逆にモチベーションを下げてしまうこともあり得るので気を付けて下さい。

 

目標を達成する為のモチベーションは【目標の明確性×到達可能性×目標の魅力】で上下します。掛け算なので、一つでもゼロがあると全てゼロになり、一つでもマイナスになってしまうと全てが大きなマイナスになってしまいます。

結果、【分かりやすくて、頑張ったら手が届きそうで、追いかけてみようかな?と思える】目標が良いということです。

では、どうすればその様な目標になるのでしょう?

 

まず、明確性を高めるには?

「数値化」することです。誰が見ても分かる状態且つ、具体的に表現することで明確性が高まります。

 

次に到達可能性を高めるには?

「細分化」することです。単純に到達可能性を高めようと思ったら、目標を低くすれば簡単です。しかしそれでは自己の成長に繋がらず、魅力のない目標となってしまいます。

理想的な目標の高め方とは、目標を細分化して“何をすれば良いのかが分かる状態にする”ことです。

 

次に魅力を高めるには?

これは自己の長期的な目標と大きく連動します。それぞれの人にとってそれぞれの動機づけがあり、その動機づけによって魅力は異なります。

 

では、それぞれの魅力的な目標とは何でしょうか?

大切なことは、目標を多面的に考えてそれぞれの動機づけとなりうる目標が、結果として近い数字になっているのが理想の状態と考えられます。

まずはそれぞれの“なりたい状態”を描きましょう。そこから反対の“なりたくない状態”を考えましょう。

そして“なりたくない状態”を回避するための必要目標を設定しましょう。

本講座では、「必要利益逆算方式」、「必要利益逆算方式(簡易式)」といった方法で細かく解説していきました。

 

そして次に、会社・組織として“なりたい状態”を基に目標を設定します。

美容業界の中では、店舗数が多いことが判断基準になりがちですが、そこで働くスタッフにとってそれが本当に良い事なのか?を考える必要があります。

まずは出店する目的を考え、それが本当にスタッフの為、お客様の為の出店であるということを言語化する必要があります。

その時に、経営理念や将来ビジョンと重ね合わせると、話に融合性が出てきます。

そしてそれらを具体的に数字で表したものが、中長期経営目標という事になります。

今回はその状態ビジョン(具体的将来像)の考え方、埋め方を順番にひも解いて行きました。

その際のレジュメの「状態ビジョン」の表は皆さま各自埋めてきてくださいね。

 

そして次に、上記で定めた数字を使い、MAPPINGを作成していただきました。

計画ができたことで、そこに向かうための道筋をイメージしなければなりません。その際にMAPPINGで少しビジュアル化することで現場の方にもイメージしてもらいやすくなるのではないでしょうか。

 

そして次に、総売上高を各店舗に配賦する際の方法、ポイントを紹介させていただきました。

ここで大事なことは、それぞれの店舗のゴールイメージをどこに持って行くかということです。

経営者と店長は「本来この箱(店舗)をどの様にしたいから、それに見合う状態にしてほしい」という点で合意形成を図り、店長はその想いを形にするために努力しなければなりません。

その為に受講者の皆さまには、それぞれの店舗の「現状」と「理想の状態」を数字にして表に記入していただきました。

今回の宿題はこの表を最後まで埋めてきていただくことなので、みなさま取組のほどよろしくお願い致します。

次回はこれらに対しての数字の具体策を講義させていただきますので、この表が埋まっているという前提でお話を進めさせていただきます。なので、必ず表は埋めてきてくださいね。