ほなこれ出店編セミナー(10時間目)レポート♪

いよいよ「ほなこれ出店編セミナー」も最終回を迎えました。

最終回を飾っていただく講師の方は、㈱ケイアートファクトリーの関谷光さんです。

最終回のテーマは「マインドシェアを高める」です。

関谷さんには、美容室向けの広告代理店という観点から、「マインドシェアをどうやって高めていくか?」ということにういて、具体的な方法についてお話をいただきました。

20151130

 

「マインドシェア」とは、消費者の心に占める、企業ブランドや商品ブランドの占有率のことです。

お客様は常にお金・家族・健康・仕事・・・など、色々なことを考えており、この中にお店や自分のことをどうやって刷り込んでいくのか?

これがマインドシェアであり、たくさんのシェアをとっているサロン、人が流行るということでした。

お客様がどういう時にサロンや美容師のことを思い出すのかを考えると、「綺麗になりたい」と思った時や、髪が気になる時ではないでしょうか?

そこで、ポイントを「お客様を知る」「紹介依頼・口コミ誘発」「接触回数アップ」の3つに絞り、詳しくご説明いただきました。

 

まずは「お客様を知る」ということで、今のお客様が何(どんなモノ、人)に惹かれるのかについて、時代をさかのぼって説明がありました。

今の時代は、自己実現の時代であり、さらには共感と参加の時代です。

あきらめていた事に前向きになり、誰かに情報を得て、誰かと一緒に実現していく時代なのです。

商品そのものを発信せず(商品が良いものであることは当たり前なので)、お客様のイメージを把握して、「良いものを取り入れて、こんな人生、未来を作りたい」ということを発信することで、お客様の心は動きます。

ですので、サロンと広告代理店が協力し、お客様ごとに年間計画を立てていく必要があるということでした。

 

次に、「紹介依頼・口コミ誘発」ということで、まずは顧客満足について説明がありました。

お客様に満足してもらう為に、サロンとしてどこを強化していけば良のか?

そこで、紹介の数を増やす取り組みについてのご提案がありました。

 

最初に、顧客満足は紹介数に比例するというお話があり、お客様の期待をコップに例えての説明がありました。

期待というコップから水が溢れている場合、水が他の人に伝わり紹介となります。つまりは、お客様の期待に対して、それを上回る満足を与えることが出来れば、紹介が発生しやすい状態になるということでした。

 

次に、紹介・口コミの流れとして、「ターゲットの特定」→「紹介を依頼する(お会計・瀬術中)」→「特定以来で紹介しやすい状況を作る」→「お客様のリピートを促進する」という4つのステップについて説明がありました。

 

ステップ1「ターゲットの特定」として、①顧客満足度の高いお客様 ②紹介特性の見極めがあり、紹介いただけるタイプかそうでないタイプかを見極める為の会話術を紹介いただきました。会話中のお客様のテンション等を見ておくことも重要とのことでした。

 

ステップ2として、「紹介を依頼」するときの説明がありました。

紹介依頼はアフターカウンセリング・お会計のどちらかで必ず行わなければいけませんが、紹介カードを渡すだけになっており、しっかりとした説明をする習慣がないとのことでした。

決められたことをちゃんとすれば、お客様には伝わります。

具体的に説明(より具体的なターゲットが定められている)だけで、お客様の捉え方が変わります。

また、紹介を依頼することを“いやらしい行為”と思っている美容師が多く、そもそも紹介を依頼していないというケースが見受けられ、数字に繋がっていないのが現状です。

コミュニケーション能力を上げ、紹介をお願いするだけで数字は上がるということでした。

次に、名刺、特典チケット、紹介お礼状セット、ご案内POPなどの紹介ツールの紹介がありました。

 

ステップ3として、特定依頼で紹介しやすい状況の作り方について、説明がありました。

これは、各店で話し合いをして決めることが大切です。

紹介することに抵抗がある人には、購入するときの悩みトークを入れると効果的とのことでした。

そして、「お嬢さんをご紹介ください」など、依頼内容を具体的にし、お客様が紹介先を思い浮かびやすくすると良いとのことでした。

 

ステップ4として、お客様のリピートを促進させる方法の説明がありました。

各オペレーションで、「~様のご紹介で来店いただいたので、私達の店として~させていだきます」と言う事で、丁寧さが伝わります。

来店から再来店までの間に、お客様とどのような関わりを持つのか、どのようにお店の情報を刷り込んでいくのか?が重要となります。

 

ここで、「IT」の利用法について説明がありました。

「IT」とは、情報伝達技術のことで、メール、SNS、ブログなどがあります。

使用する媒体は違っても、やることは同じです。

最近では、Instagram、まとめサイトを利用する人が多いと言う事でした。

日本で一番利用者が多いSNSはLINEで、FBは減少傾向にありますが、情報の共有場所としてSNSがあり、コミュニケーションがSNSへ移行しているとのことでした。

しかし、“会って話すこと”(単純接触効果)に勝るものはなく、接触回数が上がると好意度が上がります。

お客様と顔を合わせる数(来店機会)を増やし、SNSを駆使すると良いとのことでした。

 

情報を発信して拡散するのは、チラシを配っているようなものということで、SNSのすごさについて、実例で紹介がありました。

また、マインドシェアに繋がるWebの活用方法についての紹介もありました。

 

広告の観点でのマインドシェアということで、紹介数を増やす、SNSやネットを駆使してお客様との単純接触回数を増やし、マインドシェアをとっていく、企画を考えるときはアンケートを利用してお客様によりフィットしたものを作っていく、ということを意識して行動に移していって欲しいということでした。

 

1年に渡っての本セミナーでしたが、ご参加いただきました皆さま、ありがとうございました。

また、ご協力いただきました講師の皆様、関係各位に御礼申し上げます。

 

今後とも、ほなこれセミナーをどうぞよろしくお願いいたします。