ほなこれアシスタントセミナー4時間目(午後)レポート

いよいよ庄野さんの講義も、最終回を迎えました。

午前中は、受講者さんに「セミナーでの行動目標」を、サポーターさんには、「サポーターとしてのやるべき事」を宣言していただきました。

これにより、みなさんのモチベーションもぐっと高まったようで、とても良い空気の中、講義はスタートしました。

 

まずは、前回の宿題「1ヶ月間の行動目標を立て、それを追い続ける」の成果を、グループ内で発表し合っていただき、一番良い発表をされた方を選抜して、皆さんの前で発表していただきました。

さらに、目標に数字を設定したことで良かった点を考えていただいたところ、

・目標達成するための軌道修正できる。

・数字で表すことによって、現実を確認できる。結果が明確になる。

・自分だけの目標ではなく、お店全体を巻き込める。

等の意見があがりました。

中には、先輩に進捗管理のためのツールを作ってもらっているサロンさんがあったり、先輩に練習に付き合っていただいて、苦手だったことが克服出来た方がいたりと、皆さんお店を巻き込んで、それぞれにしっかりと課題に取り組めた様子が伺えます。

 

ディスカッションの様子

ディスカッションの様子

 

目標を達成するためには、行動に移すことが大切なのは言うまでもありませんが、その進捗を確認することも重要です。

受講者の皆さんに一番求めるのは「行動」であり、進捗を確認するのはサポーターとなります。

サポーターにプレッシャーがかかり、さらにはお店にプレッシャーがかかります。

そうしていくことで、お店全体が同じ方向を向いていけるのです。

 

サポーターさんも自発的に意見交換

サポーターさんも自発的に意見交換

 

さて、ここで、受講者の皆さんに「3ヶ月間美容師をしてきてどうだったか?」ということで、自分が思い描いていた美容師像とのギャップ、感想などを語っていただきました。

・自分が良いと思って提供したサービスとお客様が望むサービスにギャップがあった

・凹むことも多いけど、お客様の「気持ちよかった」などの一言でまた頑張れる

・離職率の高い職業と聞いていたが、楽しく仕事が出来ている

・先輩の話を素直に聞けるようになった

など、色んな話をイキイキとしてくださいました。

まだ3ヶ月とは言え、様々な経験をされ、多くの気づきもあったようで、それが自信となっているようです。

サロンでの皆さんの頑張りが目に見えるようで、それがとてもうれしくて、こっそり涙をぬぐう私なのでした。

 

庄野さんからは、“事例”こそがスキルになるというお話がありました。

悩みを解決してくれるのは“理論”ではなく“事例”なので、この場ではその事例をたくさん話していただいて、皆さんで共有する事を大切にしていくこと、その為にも、拍手や頷きで話しやすい空気を作っていきましょうということでした。

 

ここで、二人一組になっていただき、まずは美容師目線、お客様目線から、店販商品をおすすめする時に起こる事例、おすすめしてもらうことによる良い事、悪い事をノートに書き出していただきました。

 

次に、ペアになった人同士で、ディベートをしていただきました。

「ディベート」とは、ある主題について異なる立場に分かれ議論することです。

最初は「彼氏・彼女にするなら見た目が重要か、中身が重要か?」ということについて。

皆さん楽しそうに活発な議論がなされていましたよ。私も参加したくてうずうず(←いらん情報・笑)。

今度は先ほどのノートを見ながら、「店販は大事か?必要ないか?」ということを、美容師・お客様両方の目線で議論していただきました。

このディベートの目的はコミュニケーションにおいて大切なことを確認することにあります。

先のディベートでは、皆さん身振り手振りで議論されていたのですが、後のディベートでは少し静かに議論されており、「この違いはなぜか?」ということを考えていきました。

これは、店販についての議論は今まであまりしてこなかったことにあります。経験が浅い分、体が動かないのです。

伝えるのに一番大切なことは身振り手振りです。コミュニケーションではボディーランゲージを意識しましょう。それが自信に繋がるということでした。

 

そして、庄野さんのエピソードから、学生と美容師では価値観が違うというお話がありました。

自分の考えが全てではないということを意識しておくことが大切です。

ここからは、コミュニケーションをとるときのポイントです。

・話をさえぎらない、かぶせない。

・「でも」など、否定する言葉を使わない。

・お客様の言葉をちゃんと聴いて共感する。

・お客様の言葉をオウム返しする。(オウム返しをすることで、クッションとなります)

先輩との会話でも同じです。

相手に対する聞く態度を注意することが大切です。これは、来年以降、後輩と面談する時にも重要となってきます。

後輩は先輩の態度を見ているので、サポーターさんも注意してくださいということでした。

 

ここからはこれまでの庄野さんの講義のまとめです。

美容師は「人気商売」なので、“感じが良い人”になることが大切だということを確認し、目標と目的の話がありました。

 

人が成長するのは筋肉と同じで、自分に負荷(レッスン、目標)をかけることが必要です。

負荷を乗り越えようとする時に成長があるのです。しかし、負荷がかかるということは不快な状況です。それがずっと続くのは辛いので、ゴールが必要となるのです。それが目標です。

目標は目的が伴っていることが大切です。掲げる目標と目的をハッキリさせ、目的を達成するために行動目標を立てるのです。

そして、その行動目標には数値を入れるということが重要になってきます。

数値がないと、目標達成が出来ているどうかの判断が出来ません。

数値目標を立ててもいないのに対立すると人間関係の破綻を招きます。

ですので、人間関係を良くするためにも、数値があった方が良いし、目標に対する進捗もとれるので、モチベーションに繋がります。

自分がどうなりたいのか?その為に何をどうするのか?

それをクリアすることで自信になり、またそれを繰り返すことで美容師という仕事が楽しくなります。

高望みせず、自分の出来る事を一つずつ増やしていってください。

これまでのサロンワークに自信を持って、次の目標を設定する。サポーターさんも一緒になって乗り越えてください。

目標・目的をしっかり持って、今後も受講して言って欲しいとのお話しがありました。

 

そして、「お客様の満足をどうやって得ていくか?」ということについてお話がありました。

気をつけたいのが、アシスタントがスタイリストの指示に対しての満足を得ようとしていないか?ということです。

スタイリストには気付けないお客様の話を聞いたり、アドバイスができれば、お客様の信頼を120%得られます。

お客様を綺麗にするために、お客様からもらった話を先輩に伝える。お客様と共有した情報をアシスタントに伝える。

スタイリストとアシスタント間で情報共有されていない限りは、お客様の満足は得られません。

自立した仕事をする為に、スタイリストではなく、お客様にベクトルを向けることが大切です。

まずは、アシスタントのプロになってくださいとのことでした。

 

最後にもう一度、 「“感じが良い人になることを目指す!”ということが、技術よりも重要。殻を破っていけば、技術は後から付いてくる」というお話で庄野さんの4回にわたる講義は終了しました。

 

次のセミナーまで2ヶ月空きます。

アンケートの自由記入欄に、「次回9/14のセミナーで、今と同じ気持ちをどうやって盛り上げていけるか?」という工夫を記入してもらいました。

 

次回からは講師がMASHUの奈美さんにバトンタッチされます。

皆さんがどういうモチベーションでセミナーに臨まれるのか、今からとても楽しみです♪