なぜいらっしゃいませと言うのか?~お客様をお迎えすることへの心構え~

前回はデータを元に、サロンワーク全体を俯瞰して見る必要性をお伝えさせて頂きましたが、今回は実際のサロン様の事例を交えながら解説していきたいと思います。

テーマは、お客様のお迎えすることへの心構えについてです。

 

 

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お客様の欲求の段階も変わってきており、今は「私らしく、私にしかない、私だけの、、、」という自己実現欲求を叶えたい女性が増えてきている背景があり、それを叶える為には、まずお客様1人1人の背景を知る必要があります。そして、それをサロン全体で共有することが大切です。

 

そのための最初の取り組みとして「朝礼」の存在が挙げられます。

何の為に朝礼をしていますか?と聞いて、どれぐらいの方が答えられるでしょうか?

 

とあるサロンさんは、朝礼の目的を「チームワークの向上と活気づくり」と「お客様の情報共有」とされており、「お客様情報の共有」では各担当スタイリストから、顧客情報(前回施術履歴と店販の購入履歴、施術時の注意点、イベント情報)と本日の提案内容(+メニュー提案、商品アプローチ内容)を全スタッフで共有し、お客様を迎える準備をされております。

さらにアシスタントをお客様に見立て、カウンセリングのロープレを日々行っておられます。

 

そのサロンさんでは「一期一会」をお客様を迎え入れる際のテーマに掲げ、お客様への準備と最高の笑顔と挨拶でお客様を迎え入れることをされています。

 

その根底にあるのは、自社がどういった使命を持って、お客様に向かうのかが明確になっているからこそであり、スタッフ1人1人が、その軸となる考え方を共有しているからこそ、こういった接客が風土となってくるのです。

 

一期一会とは、元々は茶道に由来する言葉で、千利休の言葉という説もあります。(諸説あります)

茶会に臨む際には、その機会は二度と繰り返されることのない、一生に一度の出会いであるということを感謝し、亭主・客ともに互いに誠意を尽くす心構えを意味します。